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ホームページ開設のお知らせ 2024-09-01
当社の活動を広く皆様に知って頂くため、ホームページを開設致しました。
荷主様をはじめ、いつか当社で一緒に働くかもしれない未来の仲間に
透明性のある情報発信になればと思い、下記内容の出来事や活動をニュースレターとして掲載していきます。
① 研修や講習の受講について
② 新入社員の入社~独り立ちまでのミニコラム
③ 車両の入れ換え等のお知らせ
④ 運送業に関係するちょっとした雑談
鶴町鋼産株式会社は「命・積荷・車両」3つの安全を守ることを第一に、
時代の変化に目を背けず共に進化していく会社を目指します。
日常点検研修 2024-10-01
9月28日 UDトラックスさんにご協力を頂いて、大型トラックの日常点検・整備に関する研修会を開催致しました。
研修の前半は座学、後半は実技を受講します。
座学では、点検・整備を怠ったことに起因する事故や故障の事例を、
講師の説明を受けながら映像で観ていきます。
当社の運転手さんはシャイな方が多いので、質疑応答での挙手や発言は少ないですが、とても真剣に
集中して映像を観ていますので、シャッター音が邪魔をしないか気にしつつ写真をパシャリ📷✨
近年、とても問題になっている脱輪事故防止について新たな点検実施方法を映像で学びます。
① タイヤの亀裂・損傷・異常摩耗の発見
② ホイールナットのマーキング、ボルト緩み点検
大型トラックが事故を起こすと惨事になる事を皆、心得ておりますが、
こうして講義を受けることで改めて整備や点検の大切さを本当に実感します。
真剣に受講する後ろ姿が「プロドライバーだなぁ」と カッコ良く見えました (^^♪
さて、いよいよ当社の車庫で実車を使っての研修です。
※ナンバープレートは画像処理を行っております
運転席側から順にぐるっと1周しながら点検をしていきます。
最初はみんな遠慮がちに見ていて車両との距離が離れていますが、
じわじわと近くなっていきます。
本当にちゃんと学ぼうと思えば近くで見ようとするのが人の心理ですよね👍
ちょっと余談ですが、
『工具が無いときは10円玉を使ってタイヤの溝を測る方法もあるんです( `ー´)ノ📀』
といった息抜きトークも挟みつつ
エアタンクのドレーンコックを引いてタンク内の凝水の排出とか
忘れがちなスペアタイヤの状態や吊り下げがぐらついていないかとか
そして、最後にフロントリッドを開けての点検や、キャブの上げ下げの注意点、運転席での点検等
を受講し、最後に質疑応答をして研修を閉会しました。
閉会後も講師と整備について話をしている当社の整備管理者Y君や、実技に使用した車両を元に戻す
のを手伝う運転手さん達、研修の話を😁わちゃわちゃっ🎶と井戸端会議的に話す運転手さん達。
当社ではそれぞれが出庫時間も帰庫時間も違うため、全員が一斉に揃って半日を過ごす機会は年に
何度かしかありません。
その貴重な時間を「日常点検研修会」という有意義な体験で共有できたことを嬉しく思うととも
に、ご協力くださったUDトラックスの営業担当さんや講師さん、並びに映像機材屋さんに
心より感謝申し上げます。
新人ドライバー君が入社しました! 2025-02-10
新人ドライバーD君が入社しました!!
30代前半、異業種からの転職ですのでドライバー未経験で大型免許は入社してからの取得となります。
当社は長く勤めて下さるドライバーさんが多いので、滅多に車両に空きは出ません。
ですので、超ベテランのドライバーさんが引退するときが募集枠となるのですが、
今回は増員枠での採用です。
なにせ、全く未経験者の採用は当社にとっても初めての事。
入社してから『こんなはずじゃなかった』『聞いていた話と違う』とお互いに不幸なミスマッチを予防する為、鋼材輸送の良いことだけではなく、しんどい事や危険な事、ドライバーという仕事は安全が第一であること等をしっかり時間を取って説明し、その上で再度入社の意思を確認して採用を決定しました。
D君の入社~独り立ちまでのスケジュールは以下の通りです。
① 初任運転者診断
② 初任運転者研修 法定項目15時間のうち8時間の座学
③ 上記のうち、実車を用いる残り7時間
④ 大型免許取得
⑤ 添乗指導20時間以上
⑥ 独り立ち
独り立ちまでのヒストリーは日を追ってUPします!!
新人D君、初任運転者診断&研修 2025-02-10
前回、新入社員入社のお知らせをしたD君の独り立ちまでのヒストリー。
今回は初任運転者診断と初任運転者研修編です。
D君の入社日の仕事は入社手続きと初任運転者診断、翌日には初任運転研修を受講します。
当社では、初任運転者診断はドライバー経験者であって、且つ前職退職から日を空けずに入社した場合であっても必ず受診して頂く事にしておりますが、8時間の座学研修は初めての試みです。
運送業が未経験者の採用を視野に入れた時点で、外部研修を受講してもらうことを決めていました。
費用はかかりますが、社内で不十分な教育をするよりも、外部でしっかりと整ったカリキュラムにて受講する方が、安全に対する姿勢やマインドを形成する上で効果的であり、それがドライバー自身の命を守る会社としての役割だからです。
さて、次はD君の受診結果と研修の感想です。
※修了証の氏名は画像処理で消してあります。
さて、まずはD君の適性診断結果です。※本人に許可を得て掲載しております。
A・B・C・D・E の5段階で評価されます。
診断票の一部のみ画像をUPします。
C判定だった【重複作業反応】と【処置判断】に関しては職業ドライバー未経験者ですので今後の「課題」ではありますが、現段階で悲観的に捉える必要は無いと思っております。
この課題に関しては、大型免許取得後に社内で行う添乗指導にて時間をかけて、しっかりと学んでいけるように当社が対応すべきことだと思います。
翌日は8時間の座学研修を受講しました。
法定12項目の内容はここでは割愛しますが、事業用自動車に乗務するにあたっての法令や注意、トラックの特性等を学びます。
当社のような小規模事業者ではこういった指導を完璧に行うことはかなり難しいので、外部研修があるのは本当に有難いです。費用はかかりますけど(+_+)
研修を終えたD君が提出してくれた一部をUPします。※氏名は画像処理で消してあります。
しかしいつも思うけどD君、「緊」とか「怠」とかササッと書けるって漢字に強いな・・私はスマホで変換しないと思い出せません。。。
さて、次回はいよいよ教習所に入校~大型免許取得取得編です。
D君、教習所へ行く!! 2025-02-10
11月5日から、いよいよ大型免許取得に向けて教習所がスタートしました。
今回は【人材開発支援助成金】を使っているので、教習時間は勤務時間であり、かなり複雑な制限の中で教習所に通う必要があります。
この【人材開発支援助成金】に関することはまた別の期会に。。。
この日から約1ヶ月、D君の基本的な勤務スケジュールは以下の通りです。
6:00 出社(先輩社員の横乗りで無線扱い・デジタコ操作・荷扱いや固縛の指導を受ける)
↓
12:00 帰庫(点呼してお昼休憩を取る)先輩はD君降ろして次の現場へ向かいます。
↓
13:30 教習所到着
↓
13:40 5時限と6時限を受講
↓
15:30 授業終了
↓
会社に教習終了の連絡を入れてから直帰
教習が無い日は先輩ドライバーの横乗りで広島方面や鳥取などの中距離に同行したりもします。
この期間中は決まった車両の横乗りではなく、色んな先輩の車両に横乗りするので、コミュニケーションを取る良い機会になったと思います。
先輩社員全員には事前に、未経験者が入社するので
『長~い目と広~い心で若手育成に協力して下さい(*^^*)』
と周知してあったので、みんな協力してくれました。
とは言え、遅くても12:30には帰庫しないとお昼休憩取らずに教習所へ行くことになりますし、D君は「休憩なくても大丈夫です」と言ってくれますが労働基準法に違反してしまうので、それは出来ません。
ですので期間中は、D君よりも、配車を組む社長やその日担当になった先輩社員の負担が大きかったと思います。
何度か荷待が長引いて間に合いそうもなく、社長が積地や卸し先へ迎えに行くというハプニングがありました💦
D君には、先輩社員から受けた優しさを是非ともいずれ入る後輩に承継してもらいたいと思います。
12月3日、あっという間に卒業検定の日が来ました。
見極めの前日、「明日見極めなんですけど通るかめっちゃ心配です😔」と言っていたD君、たまたま事務所にトレーラー乗りの先輩が居たので「コツとか聞いてみ」となって、「何かコツとかありますか?」と聞いたら、「具体的にどういうところが不安なん?」といった具合にプチ講習を受けていました。
見極め当日、事務所では「D君、通ったかなぁ」と話ししているとLINEが入りました!※アイコンは画像処理で消してあります。
そんなこんなで無事に卒業検定も合格し、晴れて大型免許取得できました。
免許証を持って帰社したD君、お祝いの言葉の後、洗礼の言葉が待っていました。
「今日まではお客さん扱いやけど、明日からはほんまの見習いやからな。」
D君、大型ドライバーデビュー 2025-02-10
晴れて大型免許を取得したD君。
ここからは、8tトラックを自分んで運転し、同乗している先輩から指導を受けます。
今回D君の指導者を務めるのはEさん。鋼材輸送歴20年のベテランドライバーさんです。
当社には鋼材輸送のベテランドライバーさんは何人もいますが、D君が今後運転する車両条件等を鑑みて今回はEさんに指導員をお願いしました。
Eさんには、【指導項目に従ってD君の運転をチェック→評価判断→不十分な項目を指導する】という添乗指導をしてもらいます。
指導項目は
①安全確認・・・4項目
②発信動作・・・3項目
③速度維持・・・5項目
④制動・・・・・5項目
⑤交差点通過・・4項目
⑥交差点右左折・5項目
など合計 12カテゴリ/53項目 プラス積載物の取り扱い です。
法令では添乗指導は「20時間以上」と最低時間しか定義されておりませんが、実際には運送歴あり・鋼材未経験者の場合で添乗指導3週間~1ヶ月はかかるので時間にすると150時間~190時間はかかると思っています。
D君に明日からの添乗指導の指導者がEさんになった事を伝え、D君がEさんに「よろしくお願いします!!」と挨拶をするとEさん
『袖の下(ワイロ)次第やな (^_-)-☆ 』
※あくませも会話の一部を切り取っただけで、Eさんはとても朗らかな人です(*^^*)
そんなこんなで始まった添乗指導。
D君は12月10日~1月28日までの約2カ月間指導を受けました。
※添付写真の氏名は画像処理で消してあります。
添乗指導のラスボス 2025-02-10
約2ヶ月間の添乗指導を受けたT君。
添乗指導を卒業し、独り立ちできるかの「見極め」があります。
社長同乗の卒業検定です。
元トレーラー乗りの社長。
立場上、社員よりも安全に厳しくならざる得ない社長。
「こんなもんやろ」と言ってはならない社長。
「まぁええやろ」となってはならない社長。
当日の運行ルートは
6:32 車庫発
↓
天理市_宵積分の卸し
↓
大阪市_荷積み
↓
尼崎市_荷積み
↓
豊中市_荷卸し
↓
尼崎市_荷積み
↓
東大阪市_荷卸し
↓
16:18 入庫
無事卒業して独り立ちか、再指導か・・・
どうなるD君
祝!! 2025-02-10
1月29日 ラスボス検定 もとい 添乗指導の卒業検定を受けたD君。
ガッツリ丸1日を社長同乗にて勤めた結果
合格✨🎊
でした。
但し、社長から注意点がありました。
1. 減速時、速度に応じたシフトに入れること。
2. 信号が変わる前にシフトレバーを入れること。
3. 全体的にシフトチェンジが遅いので注意すること。
4. 後退時、まず体を使って目視し、ミラーだけに頼らないこと。
さて、2月からは独り立ちです。
ですが、まずは4t車で全ての仕事を独りでこなすことに集中し、問題なく出来れば8tにレベルアップです。
目標は4月には8t乗車です。
技術手当がつく8tドライバーまであと少し。頑張れD君!!
最後に。
会社として先輩社員達に感謝を伝えたいと思います。
全くの業界未経験だったD君が、3ヶ月で独り立ち出来るまでに成長できたのはD君自身の頑張りはもちろんですが、
指導員を引き受けてくれたEさん始め先輩社員達のサポート無くしては叶わない事です。
自分の仕事を終えて疲れて事務所に戻ってきて色々聞かれても、気分じゃない時もあると思います。
それでも嫌な顔せず対応してくれた事、本当にありがとうございました。
これをもってD君の入社~独り立ちのヒストリーを終わります。
完
車両入替 2025-04-30
季節はすっかり春になり、あっという間にGWがやって参りました。
さて、今回は車両の入換をお知らせしたいと思います。
当社では、2023年から車両の新旧入換が続々と続いております。
2023年11月・・・15t車 1台入換(18年間使用)
2024年12月・・・4t車 1台増車
2025年3月 ・・・15t車 1台入換(18年間使用)
2025年10月予定・・・8t車 1台入換(19年間使用)
2025年12月予定・・・8t車 1台入換(14年間使用)
人間に平均寿命があるように、トラックにも平均車齢というものがあります。
箱車や平ボディ、積荷の種別や長距離輸送か地場回りか等の条件によっても変わってくるでしょうが
一般的に、大型トラックの平均車齢は使用年数だと10年~15年、走行距離だと70万㎞が寿命といわれています。
当社のトラック達は修理に修理を重ね、随分と頑張ってくれました。
本来ならば、もう少し早い段階で入れ換えをするべきなのですが、近年トラック価格も上昇しており
とにかく高いっ💦
その上、納期が長いっ!!
そんなこんなで、なかなか入れ換えが出来なかったのですが2023年末から実行しました。
今回は、3月末に納車された15t車の入れ換えです。
←見た目はまだまだ走れそうに見えますが・・・
2022年 エンジン出力不足
2023年 エンジンコントロールシステム異常
2024年 エア漏れ(新車両発注後)
2024年 オイル多量漏れ
ディーラーさんと荷台架装をしてくれる業者さんと何度も打合せを重ね、
正式に発注したのが2024年3月でしたので正式発注から納車までが
ちょうど1年でした。
さて、いよいよ納車です。
納車のタイミングで写真を撮れれば良かったのですが、末日とあって
業務に追われ、終業後にやっと新車両に会うことが出来ました。
納車式を行う会社や、納車車両と共に神社で安全祈願を行う会社など様々ですが、
当社は特別に行事を行ったりはしません。
みんなが退社した後で、UDさんが持って来て下さったお神酒と塩で
安全祈願をしました。
ドライバーのOさんと、この車両に事故や怪我なく、安全に車齢を迎えられますように🙏
実は新車両の運転席に乗せてもらったのですが、もともと父がラフターのオペだったこともあり、
子供の頃から大きな車両が大好きな私は
「おぉぉぉ―っ、めっちゃ見晴らしいい (*'▽')」
「いいなぁ、カッコイイなぁ、運転したいなぁ ( `ー´)ノ」
「大型、今からでも取れるかなぁ・・・(いやっ、ムリやろ)」
と、年甲斐もなく興奮してしまいました。
そして、この後陸送されて行く18年間走り続けてくれた旧11号車に
「ありがとう!お疲れ様でした」
と告げて帰宅しました。
完
当社の固縛師 Fさん 2025-05-16
今日は、現在当社で一番長く勤めているFさんをサラッと紹介します(^^)/
☆ いつも作業着をピシッ✨と綺麗に着用しているFさん
☆ 天気予報より降水確率が正確なFさん
☆ 取引先でも人気者のFさん
後輩の面倒見が良く、信頼も厚いFさんは、積荷に対する安全意識が非常に高く慎重です。
以前にサイズがバラバラのステンレス鋼板を満載に積んで帰ってきたドライバーさんに
「めっちゃキレイに積んでますねぇ」
と言ったら、そのドライバーさんが言っていました。
「僕も割と慎重にいろいろ考えて工夫して積む方やと思いますけど、Fさんもっと凄いですよ」
「あ、お前、横着したな。って言われますもん」
と。
そのFさんがある日、丸棒を積んで帰庫したのですが駐車場内で締め直しをしていたので写真をパシャリ📷
30~40分くらい作業していたように記憶してます。
預かった製品をズレないよう、変形や傷が発生しないよう固縛する姿に
「当たり前の事をキチンとする」という大切さを見せてもらった気がしました。
でっかい車両とでっかい鉄やコンクリートの塊が好きな私は、スマホを縦に横にとしつつ
「格好いいなぁ」と思いながら写真を撮りました。
※写真は本人の許可を得て掲載しております。
以上、今回は几帳面な当社の固縛師 Fさんの紹介でした。